ミイラとミルラ
少し前のお話になりますが、高知の「生活の木」のパートナーズショップ「Happylife」さんにお邪魔した時、いつものように精油のサンプルを嗅がしていただいてました。
(「Happylife」さんは、フランジュパニ(ハワイでレイに使用される花)や月桃など、以前はあまり馴染みがなかったけれど「どんな香りかな~」と、興味のあった精油の香りを、たくさんのサンプルの中から確かめることができる癒し系面白スポットです♪
でも、一度に嗅ぐのは5種類ぐらいまでにしておいたほうがいいですよ![]()
なぜなら、いろいろな香りを嗅ぎすぎると、嗅覚が麻痺して本来の香りが分からなくなったり、体調に合わない精油は、吐き気、頭痛などおこす場合もあるのです。)
すると、一緒にいたお友達のyuちゃんが、「きゃ~!これ、懐かしい香りがする~
♪」と、嬉しそうに言うのです。
見ると、その精油はミルラでした。
旅行大好きな彼女は、以前、エジプトを訪れた時の香りだというのです。
「yuちゃん、これこれ。
これが前に、古代エジプトの話で登場した精油で。」
去年、yuちゃんと、アロマセラピーと音楽療法のコラボを企画した時、いつものように話は脱線し、何かと共通点&ご縁のあるアロマと音楽の歴史の話になりました。
その時、古代エジプトではミイラ作りにハーブや精油が欠かせなかったと知ったyuちゃんが「あたしは、たぶん古代エジプトでは音を奏でる仕事の人で、mamiっちは、ミイラ職人だったんだと思う♪」という、ちょっぴりブラックな会話で盛り上がったのでした♪
古代エジプトではミイラを作る時、死者の脳みそや、内臓が腐らないようにミルラで洗浄し、内臓をとりのぞいた腹部をパーム酒で消毒し、ミルラや肉桂(シナモン)などの香料を詰めました。
そして、天然炭酸ソーダの粉末に70日間浸し、脱水処理をした後、(内臓も同様に脱水処理をされ、壷に入れられました。)化粧を施し、シダーウッドなどの芳香物質に浸した何百メートルもの包帯を体に巻いたのです。
ミルラなどの芳香物質は単に殺菌、防腐などの目的だけではなく、神の前に出るために清らかな香りを付けるという意味があったようです。
このようなことから、ミイラの語源は、「ミルラ」だといわれているのでしょうね。
また、ミルラは太陽神ラーに、太陽が一番輝く正午に捧げた神聖な香りです。
ちなみに、朝日の出とともにフランキンセンスが焚かれ、日の沈むときにはキフィ(キピ)と呼ばれる16種類の香りをブレンドしたものが焚かれたようです。
キフィは、人を寝付かせ、不安を鎮め、楽しい夢を見させたといいます。
古代エジプト、何だかロマンティックですね![]()
ミルラの精油は樹脂からとれる、ドライでスパイシー、スモーキーな香りです。
呼吸器系、歯.口内、婦人科、消化器系のトラブルにお役立ちです。
また、白血球を活性化させ、免疫力を向上してくれます。
それから皮膚や粘膜を保護する力が強力ですし、殺菌消毒作用にも優れています。
その他にもいろいろな作用を持つお役立ち精油なのです♪
(日本アロマコーディネータースクール講座テキスト及び、精油テキスト/参)
| 固定リンク
「アロマテラピー」カテゴリの記事
- 石けん用オリジナルシルクリンス(2009.07.06)
- 高知*生活の木パートナーショップ(2008.07.16)
- 高知柚子研究部会のアロマな交流会♪(2008.07.11)
- 心が疲れた時は…(2008.07.02)
- ミイラとミルラ(2008.06.30)


コメント
私も、思い出し笑いしながらブログを書いたよ~
ミルラって、結構クセがある香りだよね。
で、あまり馴染みのない香りだし、好き嫌いがあると思うけどミルラの香りを嗅いで「懐かしい~」と思うyuちゃん、さすが!おもしろい!
嗅覚と記憶の関係って、ほんと面白いよね。
私もいつか行ってみたいな。
ミルラの香り漂うエジプト♪
私もyuちゃんみたいにエジプトにハマルかな!?
投稿: mami | 2008年7月 1日 (火) 20時50分
ふふふふふ・・・・・・
いやいや、思い出し笑いしちゃいました
しかし、香りっておもしろいですね!
見たり聴いたりする中で、いろいろな事をじんわり思い出すのはよくあるんですが、においって、瞬間にその景色が甦るというか、脳裏を駆け巡るというか・・・強烈です!
エジプトのにおい・・・うわっと思うのですが、懐かしくてまたにおっている自分がいました
投稿: yu | 2008年7月 1日 (火) 17時48分